こんにちは !!
今回のテーマは 「 痛風 」 !
痛風と聞くと「ぎくっ」とする方も
多いのではないかと思います・・!
痛風は 「 尿酸 」というものによって
引き起こされる病です。
まずは 「 尿酸 」のお話から・・!
尿酸は 体内でできる 老廃物の一つです。
血液中に尿酸が多すぎるものを 「 高尿酸血症 」
といいます。
高尿酸血症の状態が続くと 尿酸が「結晶化」して
身体の色々なところに沈着して
様々な症状を引き起こします。
・ 腎障害 (尿酸の結晶が腎臓に沈着)
・ 痛風結節 (尿酸の結晶が皮膚のすぐ下に沈着)
・ 尿路結石 (尿中の尿酸が溶けにくくなり石をつくる)
・ 痛風発作 (尿酸の結晶が関節内に沈着)
血液中の尿酸の濃度を「尿酸値」といいますが
尿酸値が 7mg/dl をこえると「高尿酸血症」
と呼びます。
「高尿酸血症」は 高血圧、高脂血症、糖尿病、
などの生活習慣病や 慢性腎臓病(CKD)を
合併しやすいと云われています。
生活習慣病のベースには
メタボリックシンドロームと云われる
内臓脂肪型肥満の代謝異常がありますが、
高尿酸血症も全身の代謝異常の一つといえます。
高尿酸血症は これらの疾患と密接に関係し
動脈硬化を進行させ
心筋梗塞や脳卒中などを起こし易くさせている
と云われています。
尿酸は 一つの物質の名前で 「尿中の酸」では
有りません。
尿酸のうち 2割は食品から身体の中に
入ってきます (例のプリン体から作られます)
残りの 8割は体内でつくられるエネルギーの
燃えカス と 遺伝子が分解される時に出る
老廃物です。
できた尿酸は尿の中に排泄され、
合成される尿酸の量と、排泄される尿酸の量が
うまいこと バランスがとれている事により
体内の尿酸の量は常に一定に保たれています。
(これを「尿酸プール」と呼びます)
体内で尿酸が作られ過ぎたり、
不要な尿酸がうまく外に排泄されないなどにより
血液中の尿酸の濃度が高くなります。
「高尿酸血症」の始まりです・・・!
次に「 痛風 」 について・・!
痛風発作は「痛風関節炎」とも呼ばれ
ある日、突然、腫れと激痛を伴って起こります。
尿酸の結晶が関節内に沈着する事によっておきる
関節炎です。
足の親指の付け根に発症する事が多いのですが
足首、膝、肘、などに出現することもあります。
発作は 通常一度に1ヵ所だけで、
約1~2週間で治まりますが
原因である「高尿酸血症」を放っておくと
何度でも繰り返します。
尿酸値が 7mg/dl を超えた状態が続くと
血液に溶けきれなかった尿酸が結晶化して
関節に沈着します。
何らかのきっかけで沈着していた尿酸の結晶が
関節の中で剥がれ落ちると
それを排除しようとして白血球がかけつけ、
その結果 関節で炎症(痛風発作)がおきます。
高尿酸血症の人の尿酸は普段は
「積み木」のような状態で均衡を
保っています。
ストレス、激しい運動、急激な尿酸値の変動など
がきっかけとなり
積み木が崩れ落ち、痛風発作が出現します !!
「尿酸」と「痛風」について簡単に説明しましたが
おおまかにでも 理解して頂けたでしょうか・・!?
今回のテーマ、「痛風」は
若干 はなしが長くなるため
前編、後篇、と二部に分けて
掲載したいと思います。
後篇では 「痛風」に対しての
治療、予防、養生、などについて
解説していきたいと思います。
それでは皆様、後篇を お楽しみに・・・!
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