更年期以後の女性に多く見られ、指関節の腫れ、痛み、運動痛を
主症状とします。
遠位指節間関節(指の第1関節)が多発的に腫脹、軽い運動障害が有り
痛みとしては 軽度の事が多いようです。
よく皆さんが リウマチじゃないか? と心配される事が多いのですが
変形性関節症の一種と考えられています。
リウマチの場合はその次の 近位指節間関節(指の第2関節)
が侵される事が多く、左右の同じ関節が 同時に痛くなる事が多く
朝の手のこわばり、力を入れにくい などの症状があらわれます。
治療としては お灸が良く効きます。
ご自分でできる簡単な テーピング固定なども有効です。
予後は良好ですが、痛みが無くなった後に多少の腫れと
曲げにくさが残ります。
当院で使用しているお灸は 隔物灸 といって皮膚に 直にもぐさを
置かないのでそんなには熱くありません。
ご自分で出来る テーピングの指導も致します。
この関節痛は男性より女性に多くみられ、
指先を多く使う家事仕事(炊事、洗濯、掃除、などなど、)
をよくされる方に出やすいようです。
私が若い頃に受講したセミナー講師の整形医師は
「よく働いた女性の勲章」のような物と話されていた のを覚えています。
指先の関節の痛みでお困りの方、 治療、相談等お待ちしております。
ご挨拶が前後しましたが、今年度、初回の投稿です。
今年もなるべく多くの(皆様の為になるような)
投稿を していきたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
湘南針灸接骨院 院長 橋本 恭