この数年、パソコンによる目の疲れや
涙の量が減少するドライアイなど
目のトラブルやアレルギーがとても増えています。
今回は、目の疲れに対する特効ツボを
紹介します!
目のトラブルの場合、痛みの局部へのツボ治療は困難な為
頭部への血行を促すツボ、
首、肩、などへの血行を促すツボ、
目の疲れを癒すツボ、などなど
遠隔からアプローチするツボを紹介します。
「 曲池 : kyokuchi 」
「 肩井 : kennsei 」
「 足三里 : ashisannri 」
「 天柱 : tenchu 」
「 風池 : fuuchi 」
「 身柱 : shinchu 」
「 合谷 : goukoku 」
「 養老 : yourou 」
「曲池」:手の平を上にして肘を曲げたときに
出来る肘の内側の線上で、親指側にあります。
目の疲れの他にも、喉の痛み 腫れ、生理不順、
整腸作用(特に大腸)などにも使われます。
「肩井」:乳頭からまっすぐ上にたどりついた
肩上部にあります。
のぼせ、冷え、過労、寝違え、肩こり、五十肩、
頭の神経痛、高血圧、など様々な病にも使われます。
「足三里」:すねの膝下の外側にあります。
古来、『諸病皆治す』といわれるくらい
あらゆる病で用いられます。
身体全体の治癒力 免疫力を高め、
消化器病全般、下肢のトラブル、呼吸器疾患、
循環器、精神性の疾患、鼻病、などにも奏効します。
また、昔から『無病長寿のツボ』などと云われ
定期的に足三里によくお灸が行われていました。
「天柱」「風池」:首の後ろにある二本の太いすじの
外側のくぼみの中、髪の生え際の辺りにあります。
鼻、耳、目、顔、頭、などの病にもよく使われ
不眠症の特効穴でもあります。
「身柱」:頭を前に倒し頚の後ろを触ると一番
とび出した部分(大椎)から背骨3個分下がった場所。
「身柱」は別名「散り気(chirige)」といって
『集まり募った邪気をはらうツボ』として
特に乳幼児の体力を高め、体を丈夫にするとされ
小児の疳の虫などには このツボの灸が
とても効果があります。
「合谷」;手の甲側に有り 親指と人差し指の
骨を手首の方になぞっていった時に出来る
骨間の谷間にあります。
頭痛、不眠症、頚肩こり、咽頭痛、鼻血、
歯の痛み、面疔、などにも効果があり、
高血圧性の眼底出血や老人の白内障などにも
広く使われます。
「養老」:手首の甲側にあり、小指側の飛び出した骨の
すぐ内側にあります。
かすみ目、視力低下などに使われますが、
顔や背中にできるおできの特効穴でもあります。
おできの治療としては、養老、合谷、手三里
に指圧や施灸が良いとされています。
以上のツボを心地よいくらいの力で、優しく
指圧、マッサージなどを行ってみてください。
目の疲れがつらい時に行うのも 良いのですが
毎日 10分程度のツボ押しを習慣的にやって
頂くと だんだんと眼が楽になってきますよ~!
それでも眼の疲れが治まらないようなら
是非、当院にお越しください。
ベテラン鍼灸師がバッチリ治療しますよ!!
今回も 湘南針灸接骨院スタッフブログ最後まで
お読みいただき、ありがとうございました。
ツボ療法を上手に活用して
健やかにお過ごしください!!!