ダイエット時 カロリーを気にしている    あなたへ !

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ダイエットをしている方たちから、よく こんな言葉を

聞きます。

 

「食事のカロリーを抑えてるのに痩せない」

「運動をしてるのに痩せない」

「水を飲んでも太る」・・・

なぜでしょうか・・・?

 

栄養学的には、「摂取カロリーより消費カロリーが少なければ

太ります」という事になっています。

実は肥満の原因は,カロリーの問題だけでなく

身体の中の水分代謝にも随分と関係があるのです。

 

人間の身体の約5~6割がお水です。

このお水がうまく代謝されずに、必要以上に身体内に

残るといわゆる水太りタイプの肥満となります。

 

一日に身体に入ってくる水分は約2100~2600ml、

又出ていく水分も又、約2100~2600ml、

これなら問題ないのですが、

入ってきても出にくい状態になると 水太り状態となります。

 

入ってくる水分の大まかな内訳としては、

・水分(水、お茶、ジュース、など):約1000~1500ml

・食物中の水分(食品に含まれる水分):約800ml

・代謝水(食品が消化された後は殆どが水と二酸化炭素になります、

この時につくられる水が代謝水です):約300ml

 

出ていく水分の大まかな内訳としては

・呼気(吐く息):約400ml

・不感蒸泄(汗以外の皮膚からの水分喪失):約600ml

・尿:約1000~1500ml

・大便:約100ml

 

運動、入浴、労働、などで汗をかくとさらに多くの

水分を排泄します。

体温の低い人は不感蒸泄の量が少ないといわれています。

また 排尿回数の少ない人、多くても一回の排尿量の

少ない人は身体に水分がたまりやすいと云えます。

便秘症の人も同様の理由で身体に水分が残り易いようです。

 

体内の余分な「水」は「むくみ」の原因であり

身体を冷やし、血行を悪くし、こりや痛みの原因となり

「痔疾」や「静脈瘤」なども誘発しやすくなります。

其の為余分な水分を排水しようとする現象(鼻水、くしゃみ、

下痢、涙、多汗・・・)も出現する事が多くなります。

 

雨に濡れたままでいると体が冷えるように

水分は身体を冷やします。

身体が冷えると代謝が落ち 脂肪の燃焼や 排尿、排便、

発汗、などの排泄行為がうまく行われず、さらに太る

原因にもなるわけです。

 

水分代謝の悪い人の特徴として、

頭痛持ち、涙が多い、二重あご、肩こり、ポッコリ下腹、生理痛、

頻尿、乏尿、大根足、静脈瘤、痔、便秘、下痢、多汗、

舌のむくみ、くしゃみ、鼻水・・・などがあります。

このような方は 身体を冷やさず、体温を高めに保ち、

排尿 排便 発汗に注意して 水分代謝を良くするよう

心がけてください。

 

以前こんなお話をした時に「では、水を取らないほうがいいのでは!?」

と云われた方がおりましたが、それは違います。

水分は人体にとって絶対に必要な大事な物です。

正しいお水を正しく摂取しなければいけません。

正しい水分をきちんと摂って、身体をきちんと機能させて

きちんと排泄するようにこころがけてください。

 

今回も イシハラクリニック院長 石原先生の著書を参考にして

かかせて頂きました。

 

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。

どうぞ暖かくして 御身体ご自愛ください。

最後まで 当院のブログを読んで頂いて ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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